iSB 公共未来塾-復興支援型- Institute of Social Business

iSB公共未来塾について

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はじめに

社会的企業は「公共の未来」を切り開く原動力。そして、そのチカラの源は「ひと」です。
現代は、企業、政府・行政、NPOなど組織の垣根を越えて「ひと」が動く時代。組織や世代の壁を越えて動く「ひと」こそが「新しい公共」の担い手として、地域・社会をより豊かなものへと変えていきます。
公共の課題をビジネスの手法を用いて解決し、事業性と社会性を両立する。
高い志を持ち、専門性を活かし、地域に根差した新しい公共サービスをつくる。
iSB公共未来塾は、このような社会的企業をつくり、支える「ひと」を育てるビジネススクールです。
「公共の未来」を切り開く社会的企業を生み出し、共に支えあう「ひと」のつながりをつくりあげていくこと。それがこの塾の狙いです。

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iSB公共未来塾で実現できること

iSB公共未来塾とは、内閣府「地域社会雇用創造事業」の一環として社会的企業育成支援事業コンソーシアムが運営するビジネススクールです。
地域の活性化と雇用の創出を目指して、社会的企業の人材育成(研修プログラム)と社会起業の支援(ビジネスプランコンペ)を組み合わせて行い、「公共の未来」を担う人的ネットワーク形成のためのプラットフォームを構築します。
約2カ月半の研修プログラムでは、社会的企業の起業と経営に関する講義を受講し、代表的な社会的企業やNPO等でインターンシップを行うことができます。プログラムの一環である演習では、研修の成果を盛り込んだ社会起業プランや社会的事業の改善計画を作成します。さらにその後、50万円前後~最大500万円(総額:2億5千万円)までの起業支援金が支給されるビジネスプランコンペに挑戦することができます。
2段階の審査を経て起業支援対象者として選抜されると、資金提供のみならず、社会起業家、有識者、実務者、中間支援組織、地元経済界、大学・研究機関等から様々なサポートが提供されます。研修プログラムからビジネスプランコンペを通じて、社会起業や社会的企業で活躍するために必要な知識、経験、人的ネットワーク、活動資金をトータルにサポートします。

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iSB公共未来塾の目標と開催概要

iSB公共未来塾では、2年の事業期間において、東京、横浜、名古屋の3事務局主催で、計6回の研修プログラムと、計4回のビジネスプランコンペを開催。事業全体で4,000人の人的ネットワークをつくりあげ、確かな「公共の未来」を切り開くことで、地域を活性化し、安定的な地域社会雇用を創出します。

開催地域
東京、横浜、その他*
開催期間
2010年4月~2010年10月 第1クール(第1期)
2010年11月~2011年3月 第2クール(第2、3期)
2011年4月~2011年9月 第3クール(第4、5期)
2011年10月~2012年2月 第4クール(第6期)
人材育成事業
研修プログラム
・各地域で、計6回の研修プログラムを実施。
・計1,200人の研修修了生を輩出。
・オンライン研修やSNSなどを併設、4,000人の登録参加者を
 見込みます。
起業支援事業
ビジネスプランコンペ
・各地域で、計4回のビジネスプランコンペを実施。
・2段階の審査を通過した起業支援対象者には、起業支援金
 50万円前後~最大500万円(総額:2億5千万円)を提供。
・計180プロジェクトを創発(うち36プロジェクトは集中支援)
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スケジュール
スケジュール

公共の未来はこうなる

公民連携や公共サービスの民営化によって公共サービス全体が改革され、市場も拡大することが期待されています。
iSB公共未来塾では、公民連携・公共サービス改革分野に焦点を当てて、公共サービス型のビジネスモデルを構築・普及し、雇用創造にも貢献できるような社会的企業およびそれを担う人材を育成します。

公共サービス改革の方向

内閣府「地域社会雇用創造事業」について

諸外国ではNPOや社会起業家などの「社会的企業」が地域社会における雇用の担い手になっています。一方、日本では社会的企業はまだ事業基盤が弱く、発展途上です。当事業は「社会的企業」を育成し雇用を創造するためのプログラムを、内閣府が12団体に委託しているものです。当プログラムは受託した12団体のうちの一つになります。→詳しくはこちら