休眠預金活用事業 多角的福祉事業体の創出事業キックオフフォーラム

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JACEVOでは介護保険制度・障害者総合支援法・子ども子育て支援法等に基づくバウチャー制度や各種事業委託、指定管理者制度等を活用し、利用者目線で多角的に経営し、さらには制度外のサービスをも持続的に提供することを可能とする経営を行う事業体の支援をします。

高齢者、障がいのある方、こども、外国人などの「困った」を、独自の工夫で、地域資源を活かし、制度内サービスを活用し、稼ぐ事業も行い、対価を得にくい制度外サービスも提供できる多角的福祉サービスを生み出す民間事業体へと成長したい事業体の皆様、共にビジョン達成のために有効な活動を実践しましょう。サードセクター組織のリーダーのお話を聞き、多角的福祉事業体の現状の課題や期待について議論を深めます。

日時

2023年1月22日(日)13:00~15:30

場所

オンライン

内容

13:00~13:10 開会挨拶、趣旨説明
        後 房雄(公益社団法人日本サードセクター経営者協会代表理事)
13:10~13:40 「気軽に(笑)」から始め21年、福祉は赤字でもやらなきゃと黒字事業もやり190人を雇用する多角的福祉サービス事業体へ」
        湯浅しおり氏(特定非営利活動法人あいあい理事長)
13:40~14:10 「親子の笑顔と未来のために動いたら」
        野口比呂美氏(特定非営利活動法人やまがた育児サークルランド代表)
14:10~14:20 休憩
14:20~15:30 パネルディスカッション
       「多角的福祉サービスを提供する事業体への期待と広がり」
       パネラー
       湯浅しおり氏、野口比呂美氏、藤岡喜美子
       コーディネーター
       後房雄

・アーカイブ配信あり

参加費

無料

申し込み

アーカイブ視聴ご希望の方も下記URLよりお申込みください。

https://forms.gle/oKXEvyrnuKHaLdgg9

スピーカープロフィール

■湯浅しおり

特定非営利活動法人あいあい理事長
2児の母。2000年、16年続けた看護師から「気軽な気持ちで(笑)」介護職へ転職。尾鷲じゅうを営業に回り、勝手にチラシを作って配り、東京の本社を困惑させたという逸話がある。「面白いこと1回やってみたいよね」の精神で副理事を含めた少数のメンバーとNPO法人を立ち上げ、2001年に独立スタート。現在はスタッフ240名の規模に育てあげた。東日本大震災をきっかけに、津波避難ビルを兼ねた7階建ての介護・障害者支援施設を2013年に建設。

■野口比呂美

特定非営利活動法人やまがた育児サークルランド代表
特定非営利活動法人子育てひろば全国連絡協議会副理事長
山形市在住。1991年長女を出産後、育児サークルを結成。1998年、育児サークルのネットワーク「やまがた育児サークルランド」(2003年NPO法人)を立ち上げ代表となる。子育てしやすい地域づくりをめざし、育児サークル・子育てNPO支援、育児情報提供、保育、女性の人材育成、調査研究等の活動を展開している。2002年より山形市の中心市街地にて『子育てランドあ~べ』(地域子育て支援拠点・一時預かり)を運営。東日本大震災後は、おもに福島からの避難家庭支援に幅広く取り組んだ。2014年~山形大学小白川キャンパス保育所、山形市児童遊戯施設「べにっこひろば」(2017より指定管理)を運営。人材の育成にも興味を持ち、山形県社会教育委員、山形市教育委員などを経験。2014年から「マザーズジョブサポート山形」を山形県より受託。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント。

■後 房雄

公益社団法人日本サードセクター経営者協会代表理事
愛知大学地域政策学部教授
名古屋大学名誉教授

専門は、政治学、行政学、NPO論。福祉国家と非営利セクター、自治体改革論などが研究テーマ。愛知県東海市において、市民参画、行政経営ができる総合計画作成支援を行い、その後、複数の自治体で政策アドバイザーを務める。著書に「NPOは公共サービスを担えるか」(法律文化社、2009年)、共著に「稼ぐNPO~利益をあげて社会的使命へ突き進む~」(株式会社カナリアコミュニケーションズ、2016年)、「現代日本の市民社会」(法律文化社2019年)、訳書に『準市場 もう一つの見えざる手 ~選択と競争による公共サービス~』等。

■藤岡喜美子

公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事
東京海上火災保険(株)勤務、専業主婦になったあと、30代で婦人会長、福祉ボランティア団体を複数立ち上げ、その後地区推薦の町議会議員を務める。公益社団法人日本サードセクター経営者協会設立中心メンバー。市民、行政、企業の3つのセクターに身をおいた経験から新しい社会システム構築に向けての政策提言や活動を行う。複数の自治体で政策アドバイザーを務める。約1000件の起業支援実績がある。内閣府新しい公共の推進会議委員、中小企業庁NPO等新たな担い手に関する研究会委員、地域を支えるサービス事業主体のあり方に関する研究会委員、厚生労働科学研究(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)「病児・病後児保育の実態把握と質向上に関する研究」研究委員等政府委員歴任。
著書「ここがコミュニティ」市民フォーラム21・NPOセンター2007年「サードセクター組織のためのビジネスモデルワークブック」JACEVO2011年。早わかり子ども子育て支援新制度(ぎょうせい)、「稼ぐNPO~利益をあげて社会的使命へ突き進む~」2016年株式会社カナリアコミュニケーションズ。