プログラムオフィサー

  • 星野勝芳
  • 星野勝芳(ほしのかつよし)
    公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)ソーシャルネットワーク事業部・部長
    http://www.wac.or.jp/
    1952年6月12日
    新潟県出身

法政大学法学部卒業後、実家で有機農業従事。有機産直システムをめざして生活クラブ生協、市民運動全国センターで活動。地域でFM自由ラジオ局、地域情報誌発行。
結婚、子育てを機に、民間企業で物流企画、経営企画業務に従事。会社勤務の傍ら、地域でフリーマーケット、割り箸、廃油回収リサイクルを展開。
母の介護認定、在宅介護を機に早期リタイアし、介護家族のサポート・コミュニティケアに取り組み、介護ヘルパー2級資格、介護移送サービス従事者資格を取得し、地域介護の当事者による研究会を開催。
共助・共生の地域情報ネットワークをめざして、NPO法人「コミュニティプレス東京」を設立し理事長。地域誌「新宿小町」編集長。一般社団法人市民事業支援機構理事。コミュニティカフェ全国連絡会全国委員。公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)ソーシャルネットワーク事業部・部長。

受講者へのコメント
少子高齢化の加速、景気悪化・財政破たん、リストラ、年金、医療制度の破たん、独居高齢者の増大、施設の入居待機者増大、現在の社会環境についての悲観的な情報があふれています。本当に、私たちの未来は真っ暗なのでしょうか。「超高齢社会」を取り巻く環境と資源をしっかり見据えて、生き方をチェンジすることによって、世のため人のためになる社会的事業の起業・就労チャンスがいっぱいあります。NPOの現場の事例や求められている社会的ニーズを掘り起こし、介護高齢者福祉の新しい未来像を一緒に事業化したいと考えています。
  • 起業A

  • 介護・高齢者福祉関連サービス

    65歳以上の高齢者は2900万人余を数え、全人口に占める高齢者の比率は21%を超えて日本は「超高齢社会」に突入しています。高齢化のスピードは外国と比べても群を抜いており、高齢者の生活を支える社会インフラが対応できていません。経済・財政の破たん、年金・医療等の社会保障給付費の増大と少子高齢化の加速は、従来型の国や自治体に対する福祉サービスの要求だけでは解決できないところに来ています。他方、高齢者の20%弱は介護保険サービスの受給対象者ですが、残りの80%以上は自立認定の元気な高齢者です。このアクティブなシニアの資産と活力を社会に生かしていく「新しい公共を実現する地域社会モデル」「地域事業・市民事業」「シニアの社会参加の促進」が、今こそ求められています。楽しく、働きながら、社会を住みよく変えていく「社会起業」の事例と方法を、受講者との議論の中で考え、一緒に構築し、起業及び就労までサポートします。

    参考資料
    ・「高齢化時代のボランティア」 田中尚輝(岩波書店)
    ・「ボランティアの時代・NPOが社会を変える」 田中尚輝(岩波書店)
    ・「NPOビジネス・楽しく、働きながら、社会を変える」 田中尚輝(学陽書房)
    ・「コミュニティカフェをつくろう」 WAC 編(学陽書房)
    ・「コミュニティカフェ・サポートマニュアル」 WAC