1944年大阪府生まれ。1969年神戸大学工学部卒業。同年立石電機㈱(現オムロン㈱)入社。営業職・経営企画職などを経て92年名古屋支店長。95年取締役に就任し米国現地法人社長。1998年執行役員常務人事総務本部長。以降執行役員専務、同副社長を経て、2004年取締役副社長。2008年6月退任。 現在は、オムロン㈱在籍中にCSRに取り組んだ経験を活かし、中小企業のCSR推進に力を注いでいる。京都府労働委員会はじめ各種委員会委員や、京都経営者協会の「企業のSR実践研究会」の顧問を務める。
・オムロン㈱の創業者、立石一真の創業の精神と理念を、歴史をひもときながら学び、理念の持つ意味について考える。
・「企業の社会的責任は本業を通じて実践する」という考えのもと、CSRとは何か、
今なぜ問われるのか、どう取り組めばよいのか、などについて事例を交えて説明。またCSRを「企業の社会的信頼」と捉えて「社会に信頼を築く経営」の実践の効用にも言及する。