iSB 公共未来塾-復興支援型- Institute of Social Business

研修プログラム

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テーマ 概要 内容 単位 日数
総論 公民連携・公共サービス改革のオピニオンリーダーたちとの交感を通じて、社会起業への気概や社会的企業への就業に対する心構えを養い、本プログラムの全体像を把握します。 1. オープニング・ガイダンス
2. 自治体と公共サービスの関係について
3. 公民連携・公共サービス改革とは
4. 新しい公共の担い手としての社会的企業の意義
8 14日程度
各論 公民連携・公共サービス改革に関する複数の制度・手法の基礎知識を学び、それぞれの制度・手法に即したケーススタディを行うことで、社会的企業の事業・経営とそれぞれの制度・手法との関係について理解します。 1. 市場競争とバウチャー制度について
2. 指定管理者制度とは
3. 事業委託とその評価方法について
4. 各種補助金・支援制度の特長
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演習1
ロジックモデル・ビジネスモデル作成
米国の社会的企業(サードセクター組織)の経営において、普及しつつあるロジックモデルは様々な場面で有効であり、事業の計画策定にはじまり、ファンドレイジングの為のプレゼンテーション、事業の実施・運営におけるモニタリングやステイクホルダー・コミュニケーション、成果の検証・評価など活用されています。 ロジックモデルの考え方、ロジックモデルを作成する意義やその活用方法などについて学び、起業・就業しようとする社会的企業のロジックモデル/ビジネスモデルの作成演習(第一段階:中長期的な成果設定)を行います。 1. 社会的企業の仕事・経営を考える
2. ロジックモデルの意義と作成方法
3. 成果設定ワークショップ
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起業・特論
社会起業家によるプレゼンテーション
ゲスト講師(ナビゲーター)によるプレゼンテーションを通じて、社会起業や社会的企業の仕事・経営の実際の様子に触れることで、インターンシップ・プログラムの円滑な導入を図ります。 1. 社会起業家によるプレゼンテーション(4分野)
2. ロジックモデル ビジネスモデルの作成演習
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インターンシップ 実施地区のNPOや先導的な社会的企業でのインターンシップを通じて、社会起業の実際や社会的企業の仕事・実務の現場を体験します。その中で、地域や社会課題と事業との結び付きや地域資源がどう活用されているのかを把握し、社会起業・社会的企業への就業に向けた感覚を養い、これまで身に付けてきた知識や技術、経験などをどのように地域社会で活かすことができるかを具体的に考えます。 インターン先は予め受入機関として登録された地域のNPOや先導的な社会的企業を中心ですが、それ以外にもゲスト講師との連携のもと、事務局ならびに育成委員会が調整・コーディネートを行うことで、インターン先を開拓することもできます。インターンを通じて研修生の社会起業を促し、インターン先や選択分野の社会的企業において就業・定着できるよう可能な限りサポートします。 1. 社会起業家によるプレゼンテーション(4分野)
2. ロジックモデル ビジネスモデルの作成演習
88 10日程度
インターンシップ報告会 インターン先での取り組みを題材として、NPO・社会的企業の仕事・事業をロジックモデル/ビジネスモデルの考え方を活用しながら分かりやすくプレゼンテーションする能力を磨きます。また、他の研修生の発表や研修生同士の意見交換を通じて目指す分野の社会起業・社会的企業への就業に対する多面的な理解を深めます。 1. 報告会・意見交換会の進行方法について
2. グループ演習・意見交換 3. 全体報告・意見交換
16 6日程度
演習2
社会起業プランの作成・提出
ロジックモデル/ビジネスモデルを活用し、自らの社会起業プランある いは、就業を志す分野・組織(インターン先など)における新規事業や業務改善提案などの社会起業プランを完成させるための個人演習を行います。 1.社会起業プランの作成方法について
2.社会起業プランの作成演習
3.社会起業プランの提出・評価と研修の修了
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修了式 最低180
単位
30日程度

研修プログラムの修了認定について

・プログラムの修了認定は、1.必要単位および必修単位の履修状況、2.研修レポートの内容、3.社会起業プランまたは社会的事業の経営改善計画等の内容、の3点が評価項目です。可否は担当コーディネーターが総合的に判断します。
・研修に必要な単位は合計で180単位です。
・下記は必修科目です。必ず履修してください。

・総論:8単位以上
・各論:4単位以上
・演習1-1 / 演習1-2 / 演習2-1
 (※演習1-3、演習2-2についてはレポートの内容により単位認定)
・インターンシップ:80単位以上(イントロ、報告会含む)

研修プログラムの修了特典

・研修の修了者になると修了式が開催され、修了証の授与されます。
・その際、改めてオンライン交流ネットワークを介した活動や事業成果を報告するためのアンケート、その他の継続的なフォローアップについて、必要事項を伝達・確認されます。
・修了者になると1カ年の期間、日本サードセクター経営者協会の奨励会員の資格を付与され、勉強会やセミナー、交流会などへの会員料金での参加特典が得られます。また、社会起業・社会的企業での就業準備の為、奨励メンバーの名刺を受け取ることができます。
・なお、修了者の同期で人的ネットワークの維持や相互の啓発・研鑽をするため、同期会の幹事が選任し数ヶ月に1度程度の会合を持つことを推奨します。