メンバー紹介

藤井 宥貴子さん(熊本市男女共同参画センター館長、株式会社ミューズプランニング代表取締役)

http://www.muse-p.co.jp/index.php 藤井 宥貴子さん
【活動への想い】

自分自身が子育てに悩み、「子育ては一人ではできない!」と実感したことから、育児サークルを発足。 熊本初の子育て情報誌の発刊を経て、編集プロダクション(有)ミューズプランニングを設立しました。

"すべての子どもの笑顔を創る"私たちミューズプランニングが掲げるミッションです。
4月14日の熊本地震発生以後、多くの子どもや女性たちの笑顔が、不安な表情へと様変わりしています。 復興までの長い道のりの中で、この女性や子どもの声なき声が見落とされることのないよう、 寄り添いながらサポートしていく『熊本子ども・女性被災者支援ネット』を立ち上げました。

"微力ではあるが無力ではない"と信じて、私たちにできることから取り組んでいきます。 どうぞ皆様のご支援ご協力を、よろしくお願い致します。

【プロフィール】

1964年熊本県生まれ。熊本市私立幼稚園勤務を経て、自らの育児体験を通して育児サークルを発足。
1994年より熊本日日新聞社から発行する生活情報誌「くまにちすぱいす」の特集企画および子育て情報の執筆を担当。
2003年、女性が子育てをしながら自分の能力を活かせる職場づくりを目指して、「有限会社ミューズプランニング」を設立。代表取締役。現在は、熊本市男女共同参画センター はあもにい館長(2012年より) 熊本市ファミリー・サポートセンター センター長(2013年より) を兼務している。
熊本県民カレッジ運営審議会委員・熊本県女性の社会参画加速化会議委員
熊本大学非常勤講師(ジェンダー学入門)
近畿大学短期大学部 スクーリング講師 (人間関係学)


園田敬子さん(特定非営利活動法人環境ネットワーク熊本事務局長)

http://www.kankuma.jp/
【活動への想い】

 33歳の時に、熊本市市政だよりで「熊本市女性リーダー養成講座(第3期生)受講生募集」の文字が目に止まり、 求めていたものはこれだ!という気持ちで応募しました。
それが私の活動の入り口です。 それまで心に抱えていた疑問やなぜ?を解決するためのいろんなアクションが始まりました。 あれから20年余が経過し、平成28年4月14日・16日、震度7という想像を超える「熊本地震」を経験しました。 それまでどこか他人事であった事が、わがことになった瞬間です。
 これまで様々なセミナーやシンポジウム開催等を通して、子どもや女性に関する問題を取り上げてきました。 12年前からは、縁あって、熊本の環境NPO職員として、持続可能な社会づくりに向けて、地域の課題解決のための 市民活動に深く携わっています。このような緊急事態に置き去りにされてしまう『子どもと女性』のことを ほっとけません。手を差し伸べる役割を強く実感し、仲間とともにいち早くこの団体を立ち上げました。 子どもや女性たちの笑顔を絶やさないために、まず私たちが行動を起こします。

【プロフィール】

1962年熊本県生まれ。地元金融機関に3年勤務した後、結婚退職。 10年間専業主婦として過ごす中、「熊本市女性リーダー養成講座(第3期生)」を受講した事がきっかけとなり、 仲間と共に自主グループ結成し、「女性の悩み解決ハンドブック」編集・発行や熊本市女性啓発誌の編集委員等に 携わる。
2004年より、環境NPO事務局職員として、持続可能な社会づくりをめざす学習会・セミナー等の企画、運営、 その他環境教育・海外研修プログラムのコーディネート等経験多数有す。
平成12年熊本市男女共同参画推進懇話会委員や熊本市男女共同参画会議委員(平成23年~平成26年)、熊本県男女共同参画活動交流協議会事務局(平成23年~平成27年)を務める。


清水菜保子さん(一般社団法人ゆずり葉代表理事)

http://yuzuriha.co/
【活動への想い】

今回の熊本地震で震源地に近い場所で経験したこと。 3人の娘たちを見て感じていること。大変な状況を、母として、生活者としての視点から、改善する取り組みを行いたく、支援ネットに参加しました。震災の傷に向き合い、皆で知恵を出し合い、支え合うことで、未来へのチカラとしたい。私たちの試練を乗り越えられた時、それは他の地域、時代に同じ境遇にあった方々へのチカラになれば。そんな願いを込めて、一歩一歩活動をしていきます。皆様のお力添えよろしくお願いします。

【プロフィール】

グリフィス大学環境教育修士課程修了。環境ネットワーク監事。アミタ株式会社にて産業廃棄物のリサイクル業務に携わり、オーストラリア環境教育を学ぶ。熊本に戻り環境市民団体での活動を続けた後、平成26年に一般社団法人ゆずり葉を設立し、今年7月よりゆずり葉クラウドファンディングをスタート。幸せな経済と暮らしをテーマにしている3児の母。


藤岡喜美子(公益社団法人日本サードセクター経営者協会執行理事)

http://jacevo.jp/
【活動への想い】

私も「目の前の課題をほってはおけない」、「救援から復興へともに歩きたい。」 私は縁あって、熊本のNPOの個別コンサルティングを4年させて頂きました。1団体3回から5回ぐらい訪問します。支援というよりは、寄り添うようにともに歩んできました。

2016年4月14日の前震、4月16日本震。大きな余震の中で不安を抱えたままの状態が続きました。 地震発生後、私はNPOのみなさんが心配でいてもたってもいられませんでした。お怪我はないかと連絡をとりました。 「大丈夫です」という返事にほっとしました。

時間がたつにつれ、状況の深刻さに互いに気づきました。あまりの辛さから愚痴もでました。 そんなとき、3人のリーダーはじめ、NPOのみなさんは、自然にひとのためにできることを考えたり、 行動したりしてみえました。 「自宅で崩れ落ちた荷物の中にbabyふとんがありました。赤ちゃんがみえる人はさぞかし困っているでしょうと避難所に届けたら、とても喜んで頂き、自分も元気になりました。」 「余震の恐怖に親子で抱き合っています。避難所の親子もさぞかし不安でしょう。」 「性犯罪が心配です。心配しているだけではだめです。私まずはチラシつくります」 こどもと女性のケアは見過ごされる可能性が高いことを共有し「こども・女性のために、女性だからできる支援をしましょう。」と「熊本こども・女性被災者支援ネット」の立ち上げを提案しました。3人のリーダーも被災地のNPOもそのような状態でないこと、わかっていて声をかけました。 「やります」との一言。 救援から復興まで大きな問題だからこそ、一人ひとりの志をしっかりと合わせ、問題解決をしていきたいと思います。

【プロフィール】

1954年愛知県生まれ。東京海上火災保険(株)勤務、専業主婦になったあと、30代で史上最年少の婦人会長、子どもや高齢者の福祉ボランティアを複数立ち上げる。その後地区推薦の町議会議員を務める。
2003年特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター入職。2005年事務局長を務める。
2009年日本サードセクター経営者協会設立の中心メンバー。 市民、行政、企業の3つのセクターに身をおいた現場の実践力から、サードセクター組織の力量拡大支援と 政府・行政セクター、企業セクターとサードセクターが一体的に変化し、新しい社会システム構築に向かうための 提言や活動を行う。「複数の自治体で政策アドバイザー」、「中小企業新戦力発掘プロジェクトアドバイザー」等を 務める。サードセクター組織の経営のコンサルティングには定評があり、起業支援、経営支援実績は1000社を超える。
「内閣府新しい公共の推進会議委員」「中小企業庁NPO等新たな担い手に関する研究会委員」「ひとづくりの切磋琢磨による地域創生実行会議委員」「地域を支えるサービス事業主体のあり方に関する研究会委員」など歴任。「サードセクター組織のためのビジネスモデルワークブック」JACEVO2011年、「稼ぐNPO」2016年5月、株式会社カナリアコミュニケーションズ等。


熊本こども・女性被災者支援ネットの活動