特定非営利活動法人くまもとスローワーク・スクール

事業概要

新型コロナ拡大で、家庭の情報格差・経済格差・つながり格差が露呈され、家庭が抱える新たな不安を少しでも減じる支援に時間を割く必要を感じている。

よって、これまで放課後等デイサービスの 報酬体系ではなかなか実施出来なかった1社会福祉士による、保護者や子どもに新型コロナについての正しい情報伝達とひとり親家庭が利用できる経済的支援策などの情報供与を行う「アウトリーチ 型ソーシャルワーク」、2作業療法士による、家庭でも出来る粗大運動および手先の巧緻性のトレーニングをリモートや訪問で教授する「親コーチング型運動療育」、3保護者が同じ立場の方同士 で、近況を語り合い、愚痴を言い合える「リモート茶話会」の開催

選定の講評

日頃より、放課後等デイサービス事業を通じて、地域社会における対象者やその家族の置かれた現状を的確に把握し、課題意識を持っていることがうかがえます。

提案された事業は、コロナ禍において、家族に対する支援とエンパワーメントを行うものであり、これまでの団体の経験が支援に活かされるものと思います。

提案された3つの事業が相互に関連しあうことにより、それに携わる地域の支援者・支援団体のつながりが構築されることを期待します。