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起業レポート - 鳩岡 順一 大槌生活サポートステーション

鳩岡 順一

正式名称
大槌生活サポートステーション
企業形態
一般社団法人

起業の動機

私は電機メーカーでソフトウェア開発をしていましたか、理由あって仕事を辞めてすぐの時、東日本大震災が起きました。この機会に自分で現地に行ってやれることはないかと思い、5月末ぐらいから、横浜からボランティアバスに乗ってきて、大槌、陸前高田、大船渡などで泥出しなどに参加しました。

11年の冬になるぐらいから徐々に泥出しも減り、仮設住宅を訪問しながらお話を聞いてまわる傾聴ボランティアの活動にシフトしていきました。そうすると、困っていることか思った以上にたくさんあった。皆さん我慢して生活しているんです。やはり仮設プレハブですから問題がいっぱいあるし、交通手段の問題もあって。これまでは近くに親戚でも知り合いでも頼れる人がたくさんいて、何でもお互い様で気軽に頼めていたことが、仮設に入って、ご近所も親戚もみんなバラバラになって、周りは全然知らない人ばかり。何十年かけて作ってきたコミュニティをまた新しく作りなおすのもそう簡単にはいきませんよね。それで私たちは、誰もが少ないお金で気軽に何でも頼める、便利やさんを始めます。

解決すべき地域の課題

みなの我慢や不自由を少しでも減らしたい  具体的にはどんな不便を解消しますか?

洗濯物や布団を干す場所がないとか、風除室を開けるとすぐ雨にさらされるのでひさしか欲しいとか、風除室の天井は鉄の屋根がむき出しなので、湿気の多い時期は結露がぽたぽた垂れて靴が濡れてしょうがないとか。細かい不便はたくさん。それを簡単な工事ですけど、ひさしをつけたり、防水シートを貼ったりして解決します。家具の移動やエアコンの掃除だとか、インターネッ卜の予約とか、目常生活のなかでのちょっとしたことですね。

ビジョン

病院や福祉施設などへの移送サポートもしたいですね。大槌は電車は流されてありません。無料の循環バスがありますが本数は少なく、バスを乗り換えて病院まで行ったはいいけど、帰りの時間か分からなくて1時間待ったりもします。私たちは「福祉有償輸送」に登録して家から病院まで低価格で送迎をします。

みなの我慢や不自由を、少しでも減らしてあげられたらと思います。