iSB 公共未来塾-復興支援型 - Institute of Social Business

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起業レポート - 逢坂 剛 コー・スリー

逢坂 剛

正式名称
コー・スリー
企業形態
株式会社

起業の動機

親戚や知人に結構、ニートの人がいるんですね。中卒でバイト生活しているうちに働く気力を失った人とか、大学の就職活動で挫折して中退してしまった人とか。彼らは仕事をしたい気持ちはあっても、学歴の問題や、仕事から遠ざかっていることや、面接が苦手なせいで、再就職ができないんです。

私は高校、大学時代には、みんながやりたいことをやれる社会を作る仕事がしたいと思っていたのですか、具体的なアイデアも力もなく、国際交流を行うNPOに就職したんですね。ただそこで、30歳までには起業したいと思っていた。その年を前にして、私の中で、二つの符号が一致したんです。ニートの独立支援をする事業で自分が起業しようと。

解決すべき地域の課題

経験豊富なシニアがメンターになリニートに欠けている社会性を教える

今、定年でリタイアしたけれども、経験豊富で優秀なシニアの方が私の周りにもたくさんいます。そういう経験豊富な方にお声掛けして、講師兼ニートのメンターになってもらい、社会復帰のためのトレーニングを行います。面接会場に入って3秒で良い印象を与えるための面接指導、喋り方、歩き方、ファッション、語学講座など、即効性のある指導をします。良いプログラムができたら、一般の転職希望者や学生向けのコースも作ります。

そこで社会性がついて、面接で良い印象を与えることかできたとしても、職歴で長期の空白があると、それだけで企業は敬遠します。 それは当然ですから、お見合い期間として企業ではインターンとして数週間、無償で仕事の勉強とお手伝いをさせていただく。企業側が の間の働きに納得していただけたら、晴れて採用となる。その際に企業側から手数料をいただくのが主なビジネスモデルとなります。

ビジョン

東日本大震災を受けて、震災が原因でニートになってしまった人もたぶん増えています。震災で仕事を失い、いろんな悲しいことや辛いことがあって気力を失い、義援金がもらえるのでしばらく働かなくてよくなり、働く意欲をなくしてしまった方々がいます。その方たちにも、社会復帰のきっかけを作っていただけたらと思います。