iSB 公共未来塾-復興支援型 - Institute of Social Business

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起業レポート - 髙橋 千草 子育てママサポートHAPPY・TOIRO

髙橋 千草

正式名称
子育てママサポートHAPPY・TOIRO
企業形態
特定非営利活動法人(申請中)

起業の動機

旅行雑誌の編集部にいた私は、3年前に出産。育児休業を経て仕事に復帰しました。

そこで初めて気づきました。女性の社会進出が言われていても、それは出産前のことで、母親になると育児と仕事の両立はすごく大変。 娘は保育園に慣れず、ありとあらゆる病気をもらってきて入院もしました。仕事は休みがちになり、以前の仕事量がこなせず悔しくて。保育園のお迎えがあるので忙しい時期も残業できず、みんなに迷惑かけてしまって…  そんなある目、ペビーシッター派遣を頼んだら、すごく助けられたんです。ただしそこはベビーショターさんの数が足りてなくて、かなり前もってお願いしないと難しかった。そんな折に震災があり、編集部が閉鎖になり退職。それから「私自身助けられたベビーシッターのサービスを、今度は私かやり、働く子育てママを助けたい」と考え、iSB公共未来塾に応募しました。

解決すべき地域の課題

すべてのママが地域社会でイキイキと暮らせるように

個人向けと法人向けの2つのベビーシッター事業を考えています。個人向けは依頼のあった個人宅に派遣する通常の形です。法人向けは病院内などの既設の託児施設への人材派遣と、映画館や商業施設などで場所を借りて託児所を開設し、短時間預かるサービスなども提供したいと思います。

今の悩みは料金設定。私がお願いしていたのはNPOさんで1時間800円でとても肋かりましたが、私は働くベビーシッターさんにちゃんと対価をお支払いしたいので、もう少し高くしたい。かといって大手企業のように1500円とか1800円にすると、普通の利用者にとってはキッイので、悩んでいます。

ビジョン

まずはベビーシッターさんを10人集めてスタートを切りたいです。ゆくゆくは子育てママの情報交換や交流の場としてのサークル事業や、女性のスキルアップのためのスクール活動もしたい。子育てママがライフスタイルに合った育児ができる環境をつくり、イキイキと暮らせる地域社会にするのが目標です。