東北の沿岸部では、2011年3月11日の大震災により、家も職場も流さ れ、そして役場や市役所も流されてしまいました。これまで営んできた 生活基盤は失い、公共サービスも不足するなかで、必要なのは、「生活 支援」と「雇用の確保」です。
この状況のなかで、被災者自らが、「自らが生きる」ことからさらに「誰 かの支えになる」という心の変化をもって、社会的企業として必要とされ るサービスを生み出し、商品の販売を始めています(具体的事例はあ とで紹介いたします)。
私たちは、この被災者の気持ちを具現化し、被災地に必要なサービス が持続的に提供され、さらにそこで地域雇用が生まれるための社会的 企業の起業支援、経営支援を行っております。
本プログラムでは、企業と被災地の社会的企業をつなぐことで、人・物・ 金・情報を循環させ、被災地にとっては、持続的なサービス提供を行う ための資源を引き付けることができ、また企業にとっては、被災地支援 という企業の社会貢献性向上とともに社員一人ひとりの社会貢献に関 する意識の高揚や社員教育の一環として位置付けて頂けます。

JACEVOは下記四つの手法で、現地支援活動をしています。
１）ふれあい切符の発行
２）製品の購入
３）ボランティアツアーの実施
４）活動支援金および支援物の寄付