コロナ禍における新しい活動様式「NPO等12団体の挑戦の記録」を作成しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行は今も継続し、収束の目処は立っていません。 災害発生時やこのような疫病の流行時は、ひとり親家庭、障がい児・多胎児がみえる家庭、高齢者等立場の弱い人たちにより多くの困難が押し寄せます。たとえば、放課後等ディサービスの通所を、感染を恐れて控えれば、障がいのある子どもは言葉が話せなくなったり、できていたことができなくなります。保護者は育児ストレスで毎日イライラし虐待が増えます。犯罪歴や非行歴のある少年への対面支援ができず、更正が難しくなります。高齢者がディサービスやサロン等に通所しないと、足腰が弱くなり、引きこもりが増えます。感染拡大の恐怖により自発的に外出を自粛する傾向もあり、長く続けば続くほど、ゆっくりと確実に高齢者の機能や能力は低下していきます。
このように新型コロナウィルスの影響により社会課題がより、複雑化、深刻化しました。同時にこれらを解決するためのNPO等の活動もまた、対面や濃厚接触で効果をあげていたために活動が困難になりました。さらに売上減少等により自らの組織の経営が困難になっていることが、今回の事態の特有の重大な課題となっています。
そこで、公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)は、非営利だけでなく営利組織も含め誰もが活動が困難な状況において、これまでの事業を延命しながら継続するための助成金活用でなく、今こそ、刻々複雑化・深化していく課題解決のために休眠預金を活用し、「新しい活動様式を生み出そう」と挑戦するNPO等の挑戦を応援しました。その挑戦の記録の書籍を作成しました。
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□多くの団体にとって活動のヒントとなる12団体の新たな「挑戦」
□12団体より
・File No.1 一般社団法人 アルバ・エデュ
・File No.2 特定非営利活動法人 くまもとスローワーク・スクール
・File No.3 特定非営利活動法人 まちづくり推進隊財田
・~各団体への伴走支援員によるコメント~
・File No.4 特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会
・File No.5 特定非営利活動法人 Accept International
・File No.6 一般社団法人 EFC防災・介護・トイレのバリアフリー
・~各団体への伴走支援員によるコメント~
・File No.7 一般社団法人 たんぽぽの家
・File No.8 株式会社 リリムジカ
・File No.9 有限会社 ミューズプランニング
・~各団体への伴走支援員によるコメント~
・File No.10 特定非営利活動法人 福祉サポートセンターさわやか愛知
・File No.11 特定非営利活動法人 胃癌を撲滅する会
・File No.12 特定非営利活動法人 ノッポの会
□伴走支援員より
・成果報告会基調講師
・審査委員
・感染症対策専門家
・指定活用団体
□共感と信頼をキーワードに、新しい社会への扉を「拓く」12団体による挑戦の記録です
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