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【オンライン開催】9月10日(日)多様性を活かす社会的企業ソーシャルファームセミナー

ソーシャルファームは社会的企業であり、ヨーロッパを中心に広がっています。障がい者など一般企業での就職が難しいという人を雇用し、ほかの従業員と一緒に働くところで、いわば社会に貢献する役割を担う企業や団体のことです。通常のビジネスを行って利益を上げることを目指し、働く人は雇用契約に基づき最低賃金以上が保障されます。

この「ソーシャルファーム」の創設を進めていこうという条例が全国で初めて東京都で施行されました。日本では障がい者は福祉的就労で働いているかたが多いですが、働くことが困難なかたが地域で働くことができるソーシャルファームの広がりについて議論をします。

※本セミナーは、東京都の「女性・若者・シニア創業サポート事業」の一環として開催されます。

※主催:公益社団法人日本サードセクター経営者協会 

※協力:共立信用組合

※後援:株式会社日本政策金融公庫

    

日程

2023年9月10日(日)13:00~16:00

場所

オンライン

対象

ソーシャルファーム、社会的企業に興味のある方

障がい者、高齢者、ひとり親家庭、引きこもり経験者など、働くことに困難を抱えている人の雇用に関心のある方

ソーシャルファームを検討している非営利組織・営利組織・個人

カリキュラム

13:00~13:30  

「働くことに困難を抱えている人の現状と今後の展望~日本各地の取り組みから学ぶ~」

藤岡 喜美子氏(公益社団法人日本サードセクター経営者協会執行理事)

13:30~14:10  

「ソーシャルファームについて~東京都・東京しごと財団の取組」

山本あずみ氏 (公益財団法人 東京しごと財団)

14:10~14:50  

「花を通じて誰もが輝ける社会へーAPPLAUSE GARDENの取り組みー」

光枝 茉莉子氏(一般社団法人アプローズ 代表理事)

14:50~15:00 

休憩

15:00~16:00 

パネルディスカッション「ソーシャルファームの広がり」

パネラー 山本氏、光枝氏、藤岡氏

コーディネーター後房雄氏(公益社団法人日本サードセクター経営者協会代表理事)

プロフィール

山本あずみ氏

公益財団法人 東京しごと財団 企業支援部 雇用環境整備課長

公益財団法人東京しごと財団では、令和2年10月に「ソーシャルファーム支援センター」を開設し、東京都が創設や活動を促進するソーシャルファームの支援窓口として運営しています。  支援内容としては、ソーシャルファームの創設・運営を検討している事業者に向けて、創設に関する相談対応を行う他、東京都の認証基準・支援策、ソーシャルファームの事例紹介等の情報提供を行っています。また、東京都認証ソーシャルファーム事業所に対して、補助金の支援を行う他、課題やニーズに対応した専門家を選定し、経営や就労に困難を抱える方の雇用に関するコンサルティングを行っています。

光枝 茉莉子氏

一般社団法人アプローズ 代表理事

東京都立大学社会福祉学科卒業。社会福祉士。

東京都福祉保健局で8年間勤務し、障害者施策の企画や工賃アッププロジェクト等を担当。

障害者の働く環境と工賃の低さに疑問を感じ、2014年都庁在職中に起業。

障害者の就労と自立を支援するため、福祉事業所やソーシャルファーム、コンサルティングなど複数の事業を展開。

花を通じたウェルフェアトレードの普及啓発活動などにより、新聞やテレビ・雑誌など多数のメディアにも紹介され、福祉の新しいかたちを追求している。

第15回女性起業家大賞奨励賞、第3回日本アントレプレナー大賞メディカル部門賞受賞。

プライベートでは夫、1歳の男の子、愛犬2匹とのんびりとした毎日を過ごす。

藤岡 喜美子

公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事
一般社団法人こども女性ネット東海執行理事

愛知県生まれ。東京海上火災保険(株)勤務、専業主婦になったあと、30代で史上最年少の婦人会長、福祉ボランティア団体を複数立ち上げ、その後地区推薦の町議会議員を1期務める。2005年より、市民フォーラム21・NPOセンター事務局長就任。全国発の民設民営NPOセンターとして、NPOの支援を積極的に行う。
2009年、公益社団法人日本サードセクター経営者協会設立中心メンバー。市民、行政、企業の3つのセクターに身をおいた経験から新しい社会システム構築に向けての政策提言や活動を行う。複数の自治体で政策アドバイザーを務める。約1,000件の起業支援実績があり、女性や社会性重視の組織の起業支援・経営支援を行い、多くの女性起業家が活躍している。内閣府新しい公共の推進会議委員、中小企業庁NPO等新たな担い手に関する研究会委員、経済産業省ひとづくりの切磋琢磨による地域創生実行会議委員、地域を支えるサービス事業主体のあり方に関する研究会委員、厚生労働科学研究(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)「病児・病後児保育の実態把握と質向上に関する研究」研究委員等政府委員歴任。東京都女性・若者・シニア創業サポート事業アドバイザー、東京都認定インキュベーション施設インキュベーションマネージャー
著書「ここがコミュニティ」市民フォーラム21・NPOセンター2007年「サードセクター組織のためのビジネスモデルワークブック」JACEVO2011年。早わかり子ども子育て支援新制度(ぎょうせい)、「稼ぐNPO~利益をあげて社会的使命へ突き進む~」2016年株式会社カナリアコミュニケーションズ。

後 房雄氏

公益社団法人日本サードセクター経営者協会代表理事

愛知大学地域政策学部教授、名古屋大学名誉教授

1954年生まれ。専門は、政治学、行政学、NPO 論。福祉国家と非営利 セクター、自治体改革論などが研究テーマ。愛知県東海市において、市民参画、行政経営ができる総合計画作成支援を行い、その後、複数の自治体で政策アドバイザーを務める。 『グラムシと現代日本政治「受動的革命」論の思想圈 』 (世界書院、1990年) 『政権交代のある民主主義小沢一 郎とイタリア共産党』 (窓社、1994 年) 『「オリーブの木」政権戦略イタリア中道左派連合から 日本政治へのメ ッセージ』 (大村書店、1997 年) 『NPOは公共サービスを担えるか 次の 10 年への課題と戦略 』 (法律 文化社、 2009 年) 『政権交代への軌跡 小選挙区制型民主主義と政党戦略 』 (花伝社、 2009 年) 『 稼ぐ NPO』(カナリアコミュニケーションズ、2016年) 『 地方自治における政治の復権 』 (北大路書房、 2022年)

申込方法 

下記チケットを申し込むよりお申込みください。

お問い合わせ先

公益社団法人 日本サードセクター経営者協会
住所:〒143-0016 大田区大森北2-3-15
TEL:03-3768-6000(午前 10 時~午後 5 時) FAX:03-6410-8550
E-Mail:support●jacevo.jp

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